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鞍馬(くらま)は、日本海軍の巡洋戦艦で、鞍馬型巡洋戦艦の一番艦。伊吹型装甲巡洋艦の二番艦として扱われることもある。 == 艦歴 == 1905年(明治38年)に横須賀海軍工廠で起工、1907年(明治40年)10月21日に進水。進水式に昭憲皇太后が臨席した〔『官報』第7297号、明治40年10月24日。〕。当初、一等巡洋艦(装甲巡洋艦)に類別されたが、1912年(明治45年)に巡洋戦艦の類別が新設され、巡洋戦艦に変更されている。計画時点では、香取型戦艦に準ずる砲力を持つ高速艦であったが、ドレッドノートの出現により、進水時点で既に旧式艦としての性格を帯びた艦となった。 就役直後にジョージ5世の戴冠記念観艦式に参加するため、「利根」とともに遣英艦隊(司令長:島村速雄中将)を編成。1911年(明治44年)4月1日に横須賀を出港し、6月24日にスピットヘッドでの観艦式に参加。11月22日に横須賀に帰投した〔参考文献「思い出の日本軍艦 訪欧時の『鞍馬』と『利根』」〕。 第一次世界大戦では、通商保護とマリアナ諸島及びカロリン諸島の占領支援に従事し、その後シベリア出兵の支援に用いられたが、ワシントン海軍軍縮条約により廃棄が決定し、1923年(大正12年)から翌年にかけて解体された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鞍馬 (巡洋戦艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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